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ホームページを作り直すとSEOは下がる?公開前に確認したい5つの引き継ぎ

ホームページを作り直すとSEOは下がる?公開前に確認したい5つの引き継ぎ

「ホームページを作り直したら、検索順位が下がってしまうのでは?」

リニューアルを検討するとき、この点が心配になる企業や店舗は少なくありません。

デザインを変えるだけなら、必ず検索順位が下がるわけではありません。しかし、ページのURLを変更したのに古いURLから転送しない、検索されていた文章を削除する、公開後も検索を拒否する設定が残る、といった引き継ぎ漏れは検索流入に影響する可能性があります。

今回は、ホームページを安全に切り替えるため、公開前後に確認したい5項目を紹介します。

1.現在のページとURLを一覧にする

最初に、現在公開されているページを一覧にします。

たとえば、次のようなページです。

  • トップページ
  • サービス・商品紹介
  • 料金案内
  • 会社・店舗情報
  • 実績や施工事例
  • よくある質問
  • ブログ記事
  • 問い合わせページ

そのうえで、各ページを「そのまま残す」「新しいページへ統合する」「削除する」に分けます。

URLを変更する必要がないページは、同じURLを維持するほうが移行作業を減らせます。変更する場合は、古いURLと対応する新しいURLを一対一で整理しましょう。

Googleも、サイト移転の準備として、現在のURLから対応する新しいURLへのマッピングを作るよう案内しています。Google検索セントラル:サイトを移転する方法

2.古いURLから新しいURLへ転送する

URLを変更したページには、古いURLから新しいURLへのリダイレクトを設定します。

リダイレクトとは、以前のページを開いた人や検索エンジンを、新しいページへ自動的に案内する仕組みです。恒久的な移転では、一般的に301または308というサーバー側の転送方法が使われます。

たとえば、以前のサービスページを新しいサービスページへ移した場合は、次のように対応させます。

旧:example.jp/service-old
新:example.jp/service

注意したいのは、すべての古いページをトップページへ転送する方法です。Googleは、関連性の低いページへまとめて転送すると、利用者を混乱させるだけでなく、soft 404として扱われる場合があると説明しています。

内容がなくなり、代わりになるページもない場合は、無理にトップページへ転送せず、404または410を返す判断も必要です。

3.ページ内のリンクと検索設定を更新する

転送を設定しただけで終わりではありません。新しいサイト内に古いURLへのリンクが残っていないか確認します。

特に確認したいのは、次の項目です。

  • メニューやボタンのリンク先
  • 本文内の関連記事リンク
  • 画像やPDFへのリンク
  • canonicalタグ
  • 構造化データ内のURL
  • XMLサイトマップ
  • 広告やSNSプロフィールのリンク

また、制作中のサイトには、検索結果へ出ないようにnoindexやrobots.txtによる制限を設けることがあります。公開時に解除し忘れると、新しいページをGoogleが登録できません。

Googleも、移転開始時にはnoindexの解除、canonicalの更新、内部リンクの変更を確認するよう案内しています。

4.Search Consoleとサイトマップを準備する

Google Search Consoleでは、ページがGoogleに登録されているか、検索結果にどのように表示されているかを確認できます。

リニューアル後は、新しいURLを掲載したXMLサイトマップを送信します。XMLサイトマップは、サイト内にどのようなページがあるかを検索エンジンへ伝えるファイルです。

ドメイン自体を変更する場合は、新旧両方のサイトをSearch Consoleへ登録し、条件に合う場合は「アドレス変更ツール」も使用します。同じドメイン内でページ名や階層だけを変える場合には、アドレス変更ツールは使用しません。Search Consoleヘルプ:アドレス変更ツール

設定方法はサイトの構成によって異なるため、制作会社や管理担当者と公開前に確認しておきましょう。

5.公開後に転送エラーと検索状況を確認する

新しいサイトが表示されたからといって、移行が完了したとは限りません。

公開後は、古いURLを実際に開き、正しい新ページへ移動するか確認します。次のような状態も点検しましょう。

  • 古いページが404になっている
  • 関係のないページへ転送される
  • 転送を何度も繰り返している
  • ページが無限に転送される
  • 新しいページがnoindexになっている
  • サイトマップに古いURLが残っている

Googleは、転送が何段階も続く「リダイレクトチェーン」を避け、可能なら古いURLから最終的な新URLへ直接転送することを推奨しています。

また、リダイレクトは一般的に1年以上維持し、利用者のことを考えるなら、さらに長期間残すことも検討するよう案内しています。

リニューアル直後の順位変動は起こり得る

必要な設定をしても、公開直後から検索結果が完全に同じになるとは限りません。

Googleが新しいページを巡回し、古いURLからの移転を処理する間、一時的に検索順位が変動する場合があります。Googleの公式資料では、中規模のサイトでも、新しいURLが段階的に表示され始めるまで数週間以上かかる場合があると説明されています。

これは、数週間待てば必ず元の順位へ戻るという保証ではありません。ページの内容、競合サイト、検索需要など、移行以外の要因も影響します。

公開後は慌てて設定を何度も変更せず、Search Consoleのインデックス状況、検索表示回数、クリック数、404エラーなどを継続して確認しましょう。

デザインだけでなく「引き継ぎ」まで計画する

ホームページのリニューアルでは、新しいデザインや機能に目が向きやすくなります。しかし、検索されていたページ、外部サイトからのリンク、ブックマークなども大切な資産です。

まずは現在のURL一覧を作り、各ページをどこへ引き継ぐか決めてみてください。公開直前ではなく、制作を始める段階で整理することが重要です。

ARTICLEでは、町田・相模原を中心にホームページ制作・映像制作・SNS支援を行っています。「サイトを作り直したいが、今あるページをどう残せばよいかわからない」「URLの変更やリダイレクトも含めて相談したい」という方も、お気軽にご相談ください。

参考資料

※Google公式資料の確認日:2026年9月24日。必要な設定は、使用しているサーバー、CMS、URLの変更範囲によって異なります。

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